モラハラ夫の特徴と対処法について茨木・枚方の弁護士が解説

1. モラハラ夫の4大特徴

モラルハラスメントは、モラハラを受けた人の心の奥深くにダメージを与え、自己肯定感や大きく低下させる行為です。

特に夫から妻へのモラハラは、日常生活の中で繰り返し行われ、モラハラを受けた妻は自分が悪いと思い込んでしまい、周囲にはなかなか気付かれず、長期にわたって被害が拡大するケースが多いです。

ここでは、モラハラ夫に共通する特徴について、まずは概要を説明し、その後に具体的な事例を踏まえて、分かりやすくまとめています。

以下は、モラハラ夫の特徴を4つのカテゴリーに分類した内容です。

・心理的支配

モラハラを受けた人の意思や感情を無視する行動が日常的に行われ、たとえば「他の男性と話すな」や「お前の意見は無価値」といった相手を否定する発言で、その発言を受けた結果、自信を根底から揺るがす、具体的には、1日に複数回のどこにいるかなどの位置確認要求や、無視による心理的圧迫を与えられることにより、被害者が孤立感を深めるケースが散見されます。

 

・言葉の暴力

言葉による暴力を繰り返し行い、人格を否定する侮辱や脅迫のような言動、さらには他人との比較による精神的な圧迫をします。

例として、「役立たず」や「ブス」といった相手のことを否定する表現が、頻繁に使われることで相手の心に深い傷を残します。

 

・経済的支配

生活費の使い方、用途についてしつこい報告を求めたり、クレジットカード利用履歴の細かく監視するなど、お金の使い方の制限をします。

具体的には、1日あたりの生活費を細かく計算し、その使い方を否定し、使用できる金額を制限することで、経済的に圧力を加えていきます。

 

・二重人格的振る舞い

外部では、模範的な夫として振る舞い、「愛妻家」としての顔を見せる一方で、家庭内では全く異なる態度をとります。

外では、優しい夫というような評価をされるような行動を取りながら、家庭では暴言や冷たい態度をとり、モラハラを受ける側からすると、誰にも頼れない、誰にも相談できないような状況を作り出します。

 

これらの特徴を理解すると、モラハラを受けている人が自身の状況を正確に認識し、早期に専門家へ相談することを決めることができます。

今後も多くの事例を踏まえて、皆様に情報を提供し、モラハラに苦しむ人のお役に立てるよう支援策を提示していきます。

モラハラの被害にお困りの方は、どうぞお気軽に当事務所までご相談ください。

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 2. モラハラが生まれる3大要因

モラルハラスメントの根底には、被害者と加害者双方の背景や環境、さらには社会全体のストレスが複雑に絡み合っています。これらの要因を正確に把握することは、早期の介入と適切な対策を講じるために非常に重要です。

以下では、各要因を分かりやすく説明するために、まず何がモラハラを生み出す原因となっているのか、そして具体的なケースやに基づいてポイントをまとめています。

 

・生育環境の影響

モラルハラスメントをする人は、幼少期に家庭内で父親が母親を支配する姿を目撃したり、過保護な環境で育った経験があると言われています。

実際、相談事例でも、この背景に起因していると考えられることが多くあり、自己中心性や他者への配慮不足となっています。

 

・精神構造の問題

自己愛性パーソナリティの傾向がある場合、共感性に欠ける面が強く出ます。

具体的には、「妻は自分に奉仕する存在である」という固定観念が、家庭内での一方的な要求や支配行動の温床となっている事例が多く見られます。

 

・ストレス連鎖メカニズム

職場でのストレスが家庭内での不適切な行動に転化するケースが数多く確認されています。

特に管理職など責任の重い立場にある人々が、部下へのパワハラと家庭内でのモラハラを併発する割合は高いと言えるでしょう。これは社会全体の問題であるとも言えます。

 

これらの要因は、単一の原因ではなく、互いに影響し合いながら問題を複雑化させています。背景にある環境や精神構造、さらに社会的圧力の影響を受けることで、モラハラは単なる個人の性格の問題ではない側面があります。

私たちは、この複雑な連鎖を理解し、早期のカウンセリングや法的支援が必要と考えています。モラハラ被害に悩まれる方は、一人で抱え込まず、ぜひ専門家のアドバイスを受けていただければと思います。

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3. 効果的対処法3段階

ラルハラスメントの被害に対処するためには、まず冷静に考える必要があります。モラハラ被害を軽視せず、どうすべきかを考え、速やかに対処することが被害拡大を防ぐ鍵となります。

ここでは、具体的な対策を「証拠固め」「支援ネットワーク構築」「法的措置準備」という3段階に分け、各段階ごとに具体的な対策とその背景について説明します。

 

・証拠固めのテクニック

日々の出来事や発言を正確に記録することは、後の法的手続きにおいて極めて重要です。日時、場所、状況、さらには自分の感情までを含めた記録をしっかりと残しておきましょう。

例えば、具体的なシチュエーションとして「〇月〇日〇時、生活費増額要求の際に『贅沢言うな』と書類が投げられ、強い恐怖感を覚えた」という記録を都度残していきます。

 

・支援ネットワークの構築

モラハラで心理的に追い詰められている状況で、一人で問題に立ち向かうのは非常に困難です。家族や友人、そして専門家と連携することで、心理的な負担を減らしながら対策を考えましょう。以下の各機関との連携は、被害者が孤立しないために不可欠です。

 ・配偶者暴力相談支援センター
匿名での相談が可能で、24時間体制のサポートを実施。

 

・弁護士
法的アドバイスを行い、証拠の整理や法的手続きの準備を支援。

 

 ・民間シェルター
緊急時に避難先を提供し、一時的な安全確保を図る。

 

・法的措置の準備

早期に専門家と連携し、今後の動き方を検討し、具体的な法的対策を講じることが必要です。

実際の事例では、弁護士が受任通知を送付することで、加害者との直接対峙がなくります。また、事前に銀行口座や保険契約の状況を把握することで、後日の離婚交渉や財産分与などの証拠として活用できる点も重要です。

 

これらの3段階の対策は、被害者が自らの権利を守るために有効です。日々の小さな記録や今後の動きをサポートしてくれる体制を作り、法的手段の準備を着実に行うことで、被害の拡大を防ぎ、早期の解決へと導くことが可能となります。

まずは一歩踏み出し、専門家のアドバイスを受けながら適切な対策を講じてください。

 

4. 離婚を成功させる2ステップ

離婚は、モラルハラスメントによる被害から抜け出すための解決策です。

離婚に至るまでは、法的な手続だけでなく精神的な負担も大きいため、慎重かつ計画的に行う必要があります。

ここでは、離婚を成功させるための3つのステップとして、手続き選択の判断基準、そして親権獲得のポイントに分けて説明します。

 

・手続き選択の判断基準

離婚には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚があり、各手続きには、期間、費用、そしてケースによって、どの手続に進むのがいいか、状況に応じた判断が必要です。

具体的には、離婚とその条件に関してある程度の合意の可能性がある場合は協議離婚が適しており、離婚や条件の交渉が必要な場合は調停に進みます。状況に応じて強制的な解決が求められる裁判も視野に入れる必要があるでしょう。

 

・親権獲得のポイント

親権が争いになる場合、離婚後の子どもの安定を最優先に考え、子どもとの今後の生活の構築、調停になった場合の家庭裁判所調査官との面談、面会交流の条件設定など親権を取得するために何をすべきかを考える必要があります。

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以上のステップを着実に踏むことで、被害者は自らの権利を守り、円滑な離婚手続きの実現に向けた基盤を整えることができます。

最も大切なのは、一人で悩まず、信頼できる専門家のサポートを受けながら、具体的な行動を起こすことです。離婚に関するお悩みや疑問がある方は、ぜひ当事務所までご相談ください。迅速かつ丁寧な対応で、あなたの未来への一歩を全力でサポートいたします。

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