離婚したいが夫と話し合いができない方へ|上手な対処法を解説!

1 夫と話し合いができない場合とは

離婚を考えて、夫と話し合いをしようとしても、全く話し合いが進まないというケースとしては以下の2つがあります。

①モラハラ夫で直接話をしたくない

②すぐに感情的になり、話し合いにならない。

このような場合に話し合いができず、具体的な離婚に向けた条件を整理することができず、いたずらに時間だけが経過し、何も進まなくなります。

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2 話し合いができないことによるデメリット

離婚においては、離婚とともに様々な条件を決めなければなりません。

話し合いができないことによるデメリットは具体的には以下のようなものがあります。

①親権、養育費

子どもがいる場合は、必ず親権を決めなければなりません。

しかし、話し合いができないと親権をどちらが取得するか決まらないばかりか、感情的なり、双方が親権を主張する状況になりかねません。

また、親権をどちらが持つかが決まっていたとしても、養育費の話になると金額の話になってくるので、整理がつかなくなります。

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②財産分与

財産分与をするには、まず財産分与の対象としてどのような財産があるかを確定し、その財産をどう分けるかを話し合わなければなりません。

しかし、このような細かい作業は夫と話し合いができないようなケースでは非常に困難でしょう。

財産分与の対象となる財産が少ないケースでも、たとえはローン中の不動産がある場合の処理、学資保険をどうするか、現在使用している車をどうするかなど、避けては通れない問題です。

また、そもそも金額の問題は感情的になりやすく、シンプルな話でさえ、整理がつかないという傾向があります。

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③モラハラ夫と話し合わなければいけないことによる精神的負担

そもそも、モラハラ夫と直接話をすることができないケースで、条件を決めるために、話し合いをしなければいけないこと自体が大変な精神的負担です。

それでも話し合いをしようとして、うまくいかずに時間だけがたってしまいます。

また、モラハラが酷い場合に話し合いを試みた結果、強い心的ストレスを受けた結果、うつ病になってしまうことにあります。

そうなってしまうと、離婚後の生活にも支障を来しかねません。

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3 弁護士に依頼するメリット

このように夫と話ができないようなケースでは、弁護士に依頼することにより、弁護士が具体的事情をもとに条件面を整理し、相手と交渉することができます。

これにより、精神的負担が大きく軽減されることになり、停滞していた離婚の話が進むことになります。また、夫も第三者である弁護士が介入することにより、冷静な話し合いができるようになることが多いでしょう。

そして、自分で進めていた場合には、決めなければならない内容が決まっていなかったり、不利な内容になっていたりします。

弁護士に依頼すれば法的問題を適切に処理し、何をどのよう決めなければいけないかを理解しながら進めていくことができます。

依頼を受けた後は、離婚に向けて活動を開始します。

離婚の依頼を具体的な流れは以下のようなものになります。

①弁護士からの通知

弁護士が依頼を受けたこと、今後は本人と連絡を取らず、弁護士が窓口になることを通知します。

早急に通知を出す必要があるケースではまずは、上記内容だけで通知をし、詳細な条件面を後から書面で通知します。

よくあるケースでは、そもそも夫の離婚の意思がはっきりしない場合や、感情的になって、離婚を拒否している場合などは、まずは離婚の意思をはっきりさせる必要があります。弁護士が入ったことによって、離婚に傾くこともあります。

また、条件を明確に提示することにより、離婚へと話し合いが進んでいく事も多くあります。

②条件面についての交渉

離婚について合意ができるような場合、条件次第では離婚するという場合などは、条件面の交渉を行います。

③合意に至った場合

合意に至れば、合意内容を公正証書等に書面化し、離婚が成立します。

④合意に至らない場合

交渉による合意に至らない場合は、調停手続に移行します。これらの離婚に関する法的手続は、全て弁護士が代行します。

上記の流れは、事情によって、どのように進めるのが適切かを弁護士が相談内容をもとに検討し、事情に即した方法を提案します。

弁護士に交渉を任せたい方は弁護士法人アイリスへ

夫と直接話をすることができないような場合には、弁護士に交渉を任せることにより、話を

進めていくことができます。

交渉、公正証書の作成、離婚調停等の法的手続を依頼することにより、精神的負担を軽減し、離婚後の生活のことも視野に入れた行動が可能になります。

離婚に向けた話し合いができないとお悩みの方は、弁護士法人アイリスにご相談ください。

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