銀行員と銀行員の妻のための離婚相談
1 銀行員の離婚のポイント
①収入が高い。
②退職金が高額のケースが多い
③銀行預金以外の資産がある。
2 実際に問題になること
①預金
銀行員は、都市銀行か地方銀行によって違いもありますが、収入が高く、一般の会社員の平均よりは年収が高いです。
そのため、資産が多く、銀行預金がかなりの金額になっているケースが多くあります。
自分の勤務する銀行に口座を持っているのが通常ですので、まずは口座を把握していることが重要です。
給与振込は、勤務先の口座に振り込まれるでしょうし、退職金も同じ口座の可能性が高いと思われます。その意味でもしっかり把握しておきましょう。
②退職金
退職金は、労働の対価であり、財産分与の対象になるとされています。
しかし、退職金は将来支払を受けるもので、離婚するときにはまだ受け取っていないものです。近い将来に受け取る可能性が高い場合は、財産分与の対象になります。
銀行員の場合は、特に大手銀行であれば、退職せずに勤務を継続する可能性が高く、退職金もきちんと支払われる見込みが非常に高いといえ、退職が10年以上先でも財産分与の対象になったケースがあります。
③その他の財産
銀行員の場合は、財形貯蓄を行っていることが多く、勤務年数が長ければ、それだけ多額になっている可能性が高いです。
また、投資信託などを行っていることも多く、投資財産にも気をつけておく必要があります。
☆銀行員の離婚には、他にはない特有の問題があります。不利にならないようにするために豊富な解決実績をもつ弁護士法人アイリスにお任せ下さい。
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