私のパートナーはモラハラなの?を判断する一つの基準

1.モラハラとはなにか?

自分がモラハラを受けているのかわからない、または気がついていないという方は多くいます。

これはモラハラの特徴と言っていいでしょう。

そもそも、モラハラとは何かです。

モラハラの例としては

①言葉で相手を傷つける。

②人前で説教をする。

③相手のことを責め続ける。

④相手のことを見下し、否定的な発言をする。

⑤決して謝罪せず、間違いを認めない。

があげられます。

上記のような状況が一般化し、毎日のように繰り返されます。

モラハラを受けている人は、この程度は夫婦ではよくあることで、

自分が我慢しないといけない、

自分が悪い、

といった思考に陥りがちです。

モラハラは、単なる夫婦の関係を超えたものだと認識してください。

モラハラはそれ自体離婚原因となるものです。

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2.モラハラかを判断する一つの基準

モラハラの具体例は先ほどあげたようなものが多くありますが、全体に共通する要素として、以下のようなものがあります。

 

①相手を精神的に追い詰めているのにその自覚がなく、自分が正しいと思い込んでいる。

②追い詰められている側が何も悪くない。

 

この2点が重要なポイントです。

 

モラハラをする側は、常に自分が正しいと思っています。だからこそ全く話が通じないのです。

一つ一つが大きなことでなくても、それらを積み重ねていくことにより、モラハラを受けている側

を追い詰めていく。そして、ともすれば追い詰められている側は何も悪くないのに自分が悪いので

はと思うようにすらなります。

一歩引いて見てください。

そうすれば、モラハラかどうかの判断ができます。

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3.別居を検討する

モラハラを受けていることで間違いないと判断された場合は、別居を検討してください。

モラハラは相手に自覚がない分、余計に深刻です。

そのような状況から脱却するには別居をすることが早道です。

別居については以下を参考にしてください。

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4.弁護士への相談の必要性

モラハラ被害に遭っている場合は、精神的な苦痛を和らげるため、お相手と離れることを優先し、別居前に弁護士に相談するべきです。

弁護士に依頼することで、別居の準備や別居後の段取り、モラハラをするお相手との交渉などをスムーズに進めることができます。 また、弁護士に依頼するタイミングは早ければ早いほど良く、費用も早く依頼しても変わりません。

モラハラで悩んでいる方は、心身ともに疲れ切っているため、別居に向けた準備や別居後の進め方を考えるのは大変なことです。 そのため、早期に弁護士に依頼することで、適切なサポートを受けることができます。

モラハラをする人は対外的には穏やかだったり、一定の地位にある者には牙を向かない傾向があります。 弁護士は色々なケースに携わってきていますので、お相手に対しても精神的圧力を感じて丸め込まれることなく対等に話し合いを進めていくことが出来ます。 また、あなたに代わって弁護士がお相手と話し合いをしますので、あなたが直接お相手と話をする必要はなくなります。

話し合いの難しいモラハラをするお相手には、弁護士を入れて話し合いを進めた方が結果として早期に離婚出来るケースも多くみられます。 別居に向けたアドバイスも実施していますので、離婚を決意されたら、出来るだけ早期に弁護士に相談されることをお勧めします。

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